煙突は、どうやって屋根につける?完成すると見えない大工の仕事
薪ストーブのある家で、屋根から伸びている煙突。
完成した姿を見ることはあっても、「そもそも煙突って、どうやって屋根につけているんだろう?」と思ったことはありませんか?
今回は、既存の屋根に新しく煙突を取り付ける工事をご紹介します。
まずは、煙突を通すために既存の屋根を開口します。
屋根に穴を開ける工事ですから、どこでも自由に開けてよいわけではありません。周囲の状態を確認しながら、煙突を通すためのスペースをつくっていきます。


写真で作業しているのは、大工の山口さん。
山口さんは、とても丁寧で腕の良い大工さんです。
屋根を開口した後は、「間柱(まばしら)」と呼ばれる木材を使って、煙突を通す部分の枠を組んでいきます。
さらに内側には「ケイカル板」を施工します。
ケイカル板とは、耐火性に優れた建築用の板材のこと。煙突は高温になるため、周囲の木材などを熱から守るための防火対策が大切です。
内側の施工が終わったら、外側には合板を張っていきます。

この後、屋外部分を板金で覆い、雨などが建物内部に入らないように仕上げていきます。
煙突は、完成してしまえばシンプルに屋根から伸びているように見えます。
でも、その下には大工さんによる下地づくりや防火対策など、完成すると見えなくなってしまう仕事がいくつもあります。
家づくりでは、こうした「最後には見えなくなる部分」もとても大切です。
今回はここまで。
次回は、この状態からどのように仕上がっていくのかをご紹介したいと思います。
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