リノベーション体感ショウホーム「Tongari hut」
detail
- 所在地
- 長野市
- 家族構成
- 夫婦+子ども1人を想定
- 延床面積
- 108.48㎡(32.82坪)
- 上部構造評点
- 0.69 → 1.57
- Q値
- 5.45W/㎡K → 1.01W/㎡K
- Ua値
- 1.64W/㎡K → 0.31W/㎡K
- 暖房負荷
- 255.2kwh/㎡ → 30.8kwh/㎡
- 冷房負荷
- 23.5kwh/㎡ → 10.9kwh/㎡
- 冷暖房
- エアコン
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しなのいえ工房のリノベーション体感ショウホーム「Tongari hut」
しなのいえ工房のリノベーション体感ショウホーム「Tongari hut」の元オーナーは富竹の家(https://shinanoie.com/works/620)のオーナーであるN様。
実家(富竹の家)をリノベーションするというご相談をされている時に、現在お住まいの築30年の2階建ての住まいを手放すという話を聞き、しなのいえ工房が物件を買い取りました。
断熱・耐震の性能向上+しなのいえ工房の手掛ける新築と同様の内装変更を行い、宿泊可能(諸条件あり)なリノベーション体感型モデルハウスとして運用していく事に。
旧家の問題点は
・外観の見た目が整えられていない(窓の位置や建物のバランス)
・住宅が隣接しており、日当たりが悪い
・廊下スペースが多い
・冬はストーブを使っても寒く、結露が凄い
・柱などの構造が傾いている
冷暖房燃費計算をしたところ、UA値1.64W/㎥K、冬20℃、夏27℃で全館空調をした場合、年間で235,352円。
耐震診断をしてみると、評点0.69で「倒壊する可能性が高い」という診断結果が出ました。
この問題点をどう解決したのかというと、まずは構造から見直し、柱の傾きを正し、補強する「耐震補強」。
さらに既存の断熱にプラスして床・壁・天井に付加断熱をする「断熱改修」。
間取りは玄関から直接キッチンに行けるようにしたり、ランドリースペースを設け家事動線を改善。日当たりを確保するために2階の床を抜いて吹き抜けにしました。
耐震診断では、評点0.69の「倒壊する可能性が高い」だったものが、評点1.57の「倒壊しない」に。
冷暖房燃費計算では、UA値1.64W/㎥K、冬20℃、夏27℃で全館空調をした場合、年間冷暖房費235,352円だったものが、Afterでは、UA値0.31W/㎡K、冬20℃、夏27℃で全館空調をした場合、年間冷暖房費が76,265円になり、冷暖房費6割のカットに成功しています。
内装は新築同様、無垢床、ドイツ壁紙にシリケート塗料を使用した自然素材をあしらった空間になっています。
予約制ですが見学も可能ですので、ショウホーム見学からお申込み下さい。