【お手入れのヒント】木製のウッドデッキやバルコニーは定期点検を!

投稿者:廣澤

こんにちは、しなのいえリノベーションの廣澤です。

いよいよ春。外で過ごすのが楽しい季節になってきましたね。
ウッドデッキやバルコニーに出てお日様をたっぷり浴びたいところですが、ちょっと待った!

春本番が来る前に、ご自宅の外回りを点検しましょう。
とりわけ注意していただきたいのは、天然木でつくられたデッキやバルコニーです。

☑防腐用の塗料がはげている、色が褪せている
☑置きっぱなしのものがある
☑砂埃や枯れ葉がたまっている
☑しばらく雨が降っていないのに湿っているところがある
☑歩くとふかふかするところがある
☑手すりにぐらつきがある

こんな状態だったら、要注意。
木は「水・温度・酸素」の3つが一定の条件でそろったとき、木材腐朽菌の働きが活発になって腐り始めます。
木材腐朽菌はじめじめして温かい環境を好むため、屋根のかかっていない天然木のバルコニーやデッキに、高温多湿の条件が重なると腐るリスクが上がってしまうのです。

これを防ぐためには、定期的な防腐剤の塗りなおしが大切。
放置するほど大掛かりな修理が必要になりますし、腐ったデッキやバルコニーが崩れるなど、思わぬ事故につながることも……

塗りなおす作業はDIYでも可能です。
置きっぱなしの道具など湿気がたまりやすいものは片付け、表面の砂や汚れをきちんと取り除いて、ホームセンターなどで売られている木材防腐用の塗料を塗ります。もとから塗られている塗料を調べておき、同じタイプ(水性/油性、浸透/造膜)を選ぶと安心。

もし「自分で塗装はできそうにない……」という場合は、プロに依頼するといいでしょう。
ちなみにしなのいえリノベーションでは、塗装しなくても30年以上腐らない「ACQ加圧注入材」を使用した外構工事を行っています。
興味のある方はぜひご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

WRITER

推進課

廣澤 Hirosawa

二級建築士

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